2ちゃんねるやチャット、ツイッター等でも見かける『ノシ』『ノシ』という表現。いったいどういう意味?なんて読むの?
インターネット歴10年以上の筆者が『ノシ』の疑問にお答えします!
まずはイラストを見てください。「バイバイ」と手を振る様子を描いてみました。手を振った時の残像が残って2本の手がありますよね。これを表しているのが『ノシ』という文字(アスキーアートといいます)です。
こちらも、やはり残像が見えるイラストのイメージで、アスキーアートを見てください。「はい!」と手を上げたときの動きに見えますよね。
「挙手」とほぼ同じですが、皆さんが実際に挨拶をするときに、手を上げることがよくありますよね。「おはよう ノシ」とか「またね~ノシ」と手を上げてあいさつをする様子を表す時にも使います。
絵文字のようなものなので、読み方は特にありません。強いて言うならやはり『バイバイ』『ハイ』と、セリフとして読むのが近いでしょう。
これは皆さん「気分」で使い分けているだけのことが多いようです。顔文字と組み合わせるときは、顔文字の雰囲気に合わせると可愛くなります。また、文字化けが気になる場合は全角を使うといいかもしれませんね。
+.゚(*´▽`)ノシ ・・・半角
+.゚(*´▽`)ノシ ・・・全角
顔文字にくっつけて使うことが多い『ノシ』ですが、普通の文章の中でも使われます。
チャットなどで会話の流れが早い場合や、急な来客でパソコンの前からすぐに離れなければならないなど、ゆっくり「サヨナラのあいさつ」ができない場合に次のようにやり取りします。
Aさん 「またね! ノシ」
Bさん 「ノシ」
『ノシ』を使い慣れた人同士の会話では、カタカナに変換せずに、そのまま『のし』と、ひらがなで書くこともあります。
『ノシ』の代わりに『ノ』1文字で挙手を表すこともあります。
いかがでしょうか。文字だけのやり取りでは味気ないけれど、絵文字や顔文字を入れると和みますよね。『ノシ』もそんな潤滑油の役割を果たしているのです。
使ったことがないとちょっとヘンな感じがしますが、相手が使っていたら合わせて使ってみるとよいかもしれません。
(Illustration by 著者)
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