オンラインゲームやチャット、動画サイト・掲示板など、ネットの世界で最近よく目にする『乙』の一文字。
これ一文字で何か意味があるの?
いったいどういうとき使うの?
と疑問に思われている方もいると思います。
この『乙』について、詳しく説明していきます!
『おつかれさまでした』⇒『おつかれ』⇒『おつ』⇒『乙』と変化していったものなのです。
もともと『おつかれさま』を『おつ』と略すのは以前からリアルの会話でも使われていましたが、『乙』という漢字を当てるようになったのは2ちゃんねるで普及したようです。
お疲れ様(ありがとうの意も)が語源なので、主にねぎらいの言葉や挨拶として使われますが、場合によって皮肉を込めた意味で使われることもあるので、注意!
ちなみに読みはそのまま『おつ』です。
⇒動画アップロード者に対して
『乙でした!』
⇒スレッド(掲示板の記事)を立てた人に対して
『>>1乙』
動画をアップロードすることをうp(up loadから)と表現するので、 それが混じって『うp乙』→『うぽつ』という表現になることもあります。
『昨日、コンビニで傘盗られたうえに、びしょ濡れで帰ったら家の鍵持ってなかったんだよ。』
『大変だったな、乙』
『自演乙(笑)』
掲示板などで、自分のレスに自分でコメントするなど、自作自演の行為をした際に使われます。
キックボクサーの長島☆自演乙☆雄一郎さんの名前にもこの言葉が入ってますね。
いかがでしたでしょうか。漢字一文字で深い意味をもつ『乙』について少しでもご理解いただけたら幸いです。
日々増え続け、生まれては消えのネット用語。意味と用法を正しく理解して使っていきたいですね。
(Photo by http://www.ashinari.com/2011/07/10-348331.php?category=6)
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