「融ける」「溶ける」「解ける」をきちんと使い分けることができますか? 一時期テレビでも話題になっていたこのテーマ。いい大人だったら知っておきたいものですよね。
ここでは、「溶ける」と「融ける」と「解ける」の使い分け方について説明します。
ある物質が液体の中に混じって、液体と一体になること。
「ガムシロップがゆっくりと紅茶に溶けていく」
「油は水に溶けませんよ」
個体が熱や薬品などによって液状になること。
「雪が融ける時期に山登りをするもんじゃないよ」
「やれやれ、暑さでかき氷用の氷も融けちまったよ」
とける対象が金属の場合には「熔ける」という表現を使います。
束縛から解放さ...