相手にお詫びするときに「ご迷惑をお掛けして…」「お手間を取らせてしまい…」などと同様によく使われるのが、「お手数をお掛けして申し訳ありません」という言葉です。
ここでは、その言葉の正しい使い方をご紹介します。
辞書には次のようにあります。(goo辞書より)
1.それをするのに要する動作・作業などの数。
2.他人のためにことさらにかける手間。
ここでいう「お手数」は、2の意味で使われます。読みは「てすう」です。
「手数を掛ける」に似た言葉に「手間を掛ける」というものがあります。この2つの語には次の違いがあります。
「手間を掛ける」…自分が労力や時間を費やすこと
「手数を掛ける」…他人が自分のために労...